今日は臨時議会が開催されました。
県議会は年四回(6月・9月・12月・2月)のほか、5月に一日だけ議会が開かれています。
主には正副議長などの人事案件です。
今回は、それとは別に、懸案となっていた選挙区・議員定数の条例改正案が、各会派から出されました。
自民党県議団案は、定数は変えずに岡山市の北区・南区の定数を9・3から8・4に改めるという案。
私たち民主・県民クラブの案は、選挙区を合区して二つ減らし、定数全体を現行より3つ減らすというものです。(2月議会の前には公表している案で、誰かに言われて作ったものではありません。念のため・・・)
合区をすることで「一票の格差」は縮まります。ちなみに自民党案では「2.976」、民主・県民クラブの案では「1.871」となります。
それほど大胆な案ではなく、色んなバランスを考えれば妥当な線だと思っていたのですが、数の力には勝てません。結局私たちの案は少数否決となりました。
国勢調査の結果が出ていないので、次の次(2015年)の選挙に向けて検討する、県議会議員の役割の議論も必要だ、との意見も出ていました。
時間をかけて十分議論することは重要なことです。ならば、もっと早く議論すべきだったでしょう。こういう議論の成り行きで、本当に県民の皆さんの理解が得られる議会改革ができるのか。心配になりました。
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