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NPO

 9月議会では改選後初めて登壇しました。

 今回は公共サービスの確保という大きなテーマを中心に、NPOとの協働や「新しい公共」、指定管理者などについて質問をさせていただきました。

 県政においてもNPOとの協働が進んでいますが、事業委託の際に十分に人件費などの経費を算定していない場合などがあります。このためNPOで働く方々の待遇が十分でないために継続が難しかったり、人材育成が進まなかったりという課題をこれまで抱えてきました。

 こうした必要なコストを全額算定することを「フルコストリカバリー」と言いますが、県としてそこを目指してほしいという趣旨での質問もしています。

 回答は、簡単に言うと「予算確保は厳しいけど、そういう方向を各部局に理解してもらうよう通知も出してがんばります」というもの。割と前向きにとらえていただいているのですが、なにせ岡山県は緊縮財政の真っただ中。どれだけ予算確保できるかは、これからです。

 「下請け」ではなく、本当のパートナーシップを築くためには行政側の意識改革も必要ですね。

 ご関心がある方向けに、その部分のやり取りをテキストにしました。(議事録ではありませんが) → 「20110914.doc」をダウンロード  

 今年7月に発表された「政府と市民セクターとの関係のあり方等に関する報告」はこちら。「tyousakai-houkoku.pdf」をダウンロード

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