青少年問題協議会
議員は、常任委員会や特別委員会に所属するほか、県の各種審議会などの委員に選任されています。(これは議長が各議員を割り振っていて、基本的に個人の希望ではないのですが・・・)
私は、初当選から青少年問題協議会の委員になっています。
PTAに長く携わらせてもらっていたので、各界の代表者の皆さんが集まっての議論は非常に勉強になりますし、これまで幾度となく発言もさせてもらっています。
今日は今年2度目の会議でしたが、議題は主に二つ。
一つは、不登校・暴力行為の問題。全国的にも悪い数字が出ている岡山県。その原因について資料では、児童・生徒個人のコミュニケーション能力不足などを中心に記載されていたので、その子を取り巻く環境などにも着目すべきではないか、などと質問させてもらいました。
もちろん現場を良く把握されたうえでの記載だと思っていますが、数字を抑えることが至上命題になってしまい、本来あるべき視点がなおざりにされるとしたら本末転倒です。表に出す資料については、そういった視点を大切にしてもらいたいと率直に思いました。
二つ目は、「岡山県子ども・若者育成支援計画(素案)」について。子ども・若者の育成支援にかかる来年度から5ヶ年の計画です。
学力向上の問題、地域における子育て支援、ニート・ひきこもりなどの無業者対策、就労支援など、本当に多くの課題が山積しています。
子育て支援もそうですが、残念なことに、もっと早く有効な対策が打てなかったのかと思うことがしばしばあります。少子化が問題とされてから早20年も経つのに。。。
とにかく待ったなしの課題ばかり。しっかりと取り組んでいかなければなりません。
計画素案については、11月14日までパブリックコメントを募集中です。多くの県民の意見で、より良い計画になればと願っています。
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