出処進退

 政治家の出処進退は、重たい。

 そう皆さんに思っていただけないほど政治家の価値が下がっているとしたら残念ですが、私の場合も、多くの皆さんにご支援いただいて、今の立場にいます。

 支援者一人ひとりの思いが集まっているので、その責任も立場も重たいものになることは、ある意味当然とも言えます。

 そして、選挙に出馬すること、転身すること、職を辞すること、それぞれに困難な決断が伴うことも理解しているつもりです。

 最近政治家の「出処進退」を考えさせられることが多いです。

 先日民主党県連では、まさに重たい決定を行いました。

 その決定に関わったものとして、私自身は身を正すこと、信頼や期待に応えられるよう行動することを改めて心に刻みたいと思います。

高井たかし

 今日は高井崇志衆議院議員のパーティーに参加。

 政権交代して2年。

 当初の高かった期待からいうと、現状には落差があることは否めません。ねじれ国会で首相も三人目となったことも残念ですが、これからも皆さんに信頼いただける政権運営に努めてもらいたいと思います。

 野田首相の所信表明で、地域主権には一行しか触れていなかったことも批判をいただいていますが、着実に地域主権改革を進める姿を見せることで理解をいただくしかありません。

 高井議員は官僚出身ですが、岡山県庁にも3年いて地方の実情にも理解があります。財政状況の悪化や中山間地の疲弊など大きな課題を抱えている地方を元気にするため、高井議員には是非がんばってもらいたいと思います。

 ちなみに当日は東北支援のために物産を販売したのですが、おかげさまで完売。「かりんとうまんじゅう」が好評でした。

  

明日のために

 いよいよ明日から統一自治体選挙が始まります。

 今回の県議会議員選挙は、岡山市が政令指定都市に移行して初めて行われる選挙となります。岡山市においては、市民に身近な業務の大半が市の業務に移管され、県の役割が見えにくくなっているのも確かです。

 しかし、今回起きたような震災への対応や防災・危機管理などで県の果たすべき役割は再認識されたと思いますし、これからの地域主権の進展により、広域自治体の果たすべき役割はますます増えるものと確信しています。

 また、岡山市の現状を広域的な視点から捉え、県や市の施策に反映させていくことも必要です。

 しかし、地方議会の現状が、それに応えるだけの状況なのかどうか疑問です。質問戦にも緊張感を持たせる仕組みづくりや、県民にも分かりやすい議会運営や議員活動を行っていかなければなりません。

 世情は選挙ムードではありませんが、4年に1回の大切な選挙。議員からすれば政策を訴えるチャンスでもあり、有権者からみれば自分たちの代表を選ぶチャンスです。

 私も正々堂々と訴えながら、議会改革の必要性や県政のありようを問うていきたいと思います。

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 残念ながら期間中のブログの更新はできません。

 10日後に良いご報告ができるよう、がんばって参ります。

愛知・名古屋

注目の愛知県知事選、名古屋市長選、市議会解散の住民投票は、大村・河村コンビが圧勝し、市議会は解散に追い込まれました。

ある程度予想されたこととはいえ、衝撃は大きい。。。

「10%減税」「議員報酬半減」を市民は歓迎したということなのでしょう。市民の気持ちを理解しない議員に対する不満の表れなのかもしれません。「物言う」有権者が増えていること自体は、歓迎すべきことだと思います。

ただ、それが「民意だから」ということで、ろくな議論もされぬまま実施されるとしたら、「?」です。

「議員報酬半減」は、議員のあり方に関わる問題です。これからの地方議員は、今まで以上に政策立案能力や専門性を高めるとともに、発信力を強化しなければならないと私は思っています。「多い」「少ない」という定数や報酬に関わる問題は、そうした課題も合わせて議論すべきです。

「10%減税」は、社会保障費が増大するなか、一律減税というやり方が良いのかどうかも十分検討すべきです。

「郵政民営化」「官から民へ」といったスローガンのもと進められた財政構造改革が、市民生活に深刻な影響をもたらした状況と似ていると感じるのは私だけでしょうか。

タウンミーティング

 今日は京山地区で民主党岡山県第1区総支部のタウンミーティングが開催され、寒い日にも関わらず、多くの皆様においでいただきました。

20110130  まず、田原清正市議が、市政の報告の後、私が県政に対する想いをお話しし、最後に高井たかし衆議院議員から国政報告がありました。

 私が話の中で主に申し上げたのは、次のとおり。

 地域を歩いていても空き家が多いし、一人暮らしのお年寄りも多い現実があること。安心して暮らせる社会を作るため、国・県・市と連携しながら医療・福祉に力を入れて取り組んでいきたいこと。

 また、県議会では総定数を減らす提案や政務調査費の領収書を一円から添付する提案を行ってきたが、多数を占める自民党会派の反対により実現しなかったこと。議会を変えるために今回厳しい中でも仲間を増やす努力をしていること。そのために自分も全力で頑張る決意であること。

 皆さま本当に熱心に聞いてくださいました。

 地道に着実に、そして誠実に、これからも取り組んで参ります。 

事務所開き3

 告示まであと2カ月。事務所開きが続々です。

 昨日は北区で市議をめざす「松田ひろのり」さんの事務所開きでした。彼は表町で育ち、中心市街地の活性化に熱い想いを持っています。31歳の若者らしく新しい発想で岡山市を元気にしてくれるでしょう。

 ちなみに元ミュージシャンという異色の経歴。これまで高井たかし衆議院議員の秘書として、地域のために働いてきました。

 そして今日は同じく北区で市議4期目をめざす「田原きよまさ」さんの事務所開き。私と同じ御野学区にお住まいです。鋭い舌鋒で厳しく市当局に迫る田原市議は「岡山市議会になくてはならない人」と来賓の皆さんも口を揃えておっしゃっていました。

 元県議会議員で85歳になるお父様もおみえでした。

 今日は総社や津山でも県議選に向けて事務所開きが行われました。

 

事務所開き2

 今日は岡山市北区から市議会をめざす「森下やすなり」さんの事務所開きにお邪魔しました。(写真はありません・・・)

 彼はまだ30歳になったばかりですが、江田五月法務大臣の秘書として7年間政治の世界に身をおいており、政治経験からすれば私より先輩です。事務所開きでも江田大臣がSPの皆さんに囲まれながらご挨拶をされました。

 国会議員の秘書は、本当に幅広く色んな陳情・要望を処理していきますから、きっと議員としても即戦力で活躍してくれることでしょう。

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 岡山市北区の市議選では、民主党公認で現職2名・新人3名が立つ予定ですし、大先輩の楠木市議も8期目に挑戦されます。21名定員のところ30名以上が立候補を準備していると言われており、最激戦区となります。

 全員が所期の目的を達成されることを願うばかりです。 

事務所開き

 本日「山本かずゆき」さんの事務所開きが行われ、参20110122102824加しました。

 会場には本当に大勢の方が集まっておられ、山本さんが如何に地域で活動され信頼されているかが良くわかります。

 子どもたちに長年スポーツの指導をされてきた山本さん。「あきらめたら負け」ということを子どもたちに伝えてきたこと、政治もあきらめたらその時点で負けである、と訴えられました。

 岡山市南区で県議会へ初挑戦される予定ですが、前回は「岡山市第1・加賀郡選挙区」の南半分を占める地域ということで、私も大変お世話になったところです。区割りになり、私の選挙区からは外れてしまい残念でなりませんが、優秀な方が頑張っていただけるということでホッとしています。

 個人的には、県議選での選挙区割りは、政令指定都市になっても、区ごとでない方が良いと思います。選挙区が狭くなると、どうしてもその範囲に各議員の活動や関心が集中しがちです。県と市との関係など広域的に県政を考えなければならない立場の県議会議員は、より広い選挙区で選出されることが必要ではないでしょうか。

玄葉大臣

Photo  

 民主党岡山県連の「新春のつどい」が開催され、ゲストに国家戦略担当大臣である玄葉光一郎さんが来岡。私も記念に写真を撮らせていただきました。

 玄葉大臣は福島県選出の民主党若手のホープです。実は私より2歳お若いのですが、なんと既に国会議員6期目。私立大卒業で県議出身という共通点もあり、親しみを感じます。

 そういえば岡山県連所属の衆議院議員も、私より若い皆さんでした。。。

 20年後、30年後の国のあり様を考えるには、こうした若い優秀な皆さんに頑張ってもらわなければなりません。

 ただ、政治には人生で培った知恵も経験も必要ですし、何より、これからは「地方の時代」。私はそこにこだわって引き続き頑張りたいと思います。

民主堂!?

 「ジバン、カンバン、カバン」が必要と言われていた政治家ですが、最近は様子も変わりつつあります。

 民主党の国会議員でも、その選挙区に生活の基盤がなかった人でも、情熱があって努力すれば議員になれる、そんな環境があると思います。もちろん政策が肝心なのですが・・・

 自身が政治家になるかどうかは別として、政治に興味・関心を持つ人たちが増えることは大いに歓迎です。

 民主党岡山県連では、そうした意欲ある皆様に学んで議論してもらえる政治スクール「民主堂」を今月末から開校します。

 なんと初回では、「地方自治のイロハ」という何とも大くくりなテーマで私が講演(講義?)を行うこととなっています。責任重大です。

 大学の講義ではありませんので、法律の解説ではなく現場に即した、興味を持ってもらえる内容にしたいなと思っています。

 関心のある方は是非受講してみてください。

 詳細はコチラ

 

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